「小池百合子知事こそが都議選の勝者である」【メルマガVol.254】

公式メルマガ「『問題解決の授業』」/橋下徹と双方向の意見交換ができるオンラインサロン。今起きている諸問題を題材に、身に付けたい実践力や思考力を一緒に学びましょう!
(メルマガのバックナンバーも随時掲載しております)

プレジデント広告.jpg▲【公式メールマガジン&公式オンラインサロン 】へのご入会はこちらから!

★note購読はこちらから!
noteでは今号のみの単号購読も可能です!

<今号のメルマガ本論抜粋>
■都民ファーストの票を伸ばし、自公「絶対有利」を阻止した意味

 74日、東京都議会議員選挙の投開票が行われた。4年前の都議選では小池百合子東京都知事が創設した地域政党「都民ファーストの会」が大躍進し、都議会第一党となったことは記憶に新しい。しかし今回、選挙前の評判では都民ファーストはそのときの勢いを失い、自民党が都議会第一党を奪還し、自民党と公明党合わせて過半数を占めるのは確実だといわれていた。
 しかし、このメルマガを書いている投開票日74日の段階では、都民ファーストの猛追が激しく、自公だけでは過半数の議席を確保できない見通しとの報道が出てきた。
 自公で過半数を獲得できなければ、都民ファーストの政治力が増す。もちろん都民ファーストのみで過半数を得ることはないので、小池さんが自らの都政を進めるためには自公の協力を得ることが不可欠だが、それでも自公で過半数を占められて、自公の言いなりになってしまうことと比べれば、「自公過半数」を阻止したことは大金星と言える。
 民主国家の政治においては議席数が全て。いくら「選挙が全てではない」「多数が全てではない」と学者などが叫んでも、現実の政治では議席数において過半数を獲るか獲らないかは、天国と地獄ほどの差がある。
 学者やコメンテーターなどのインテリたちが好む「話し合い」も、すべては背後に控える議席数が影響してくる。
 多くの議席数を持っている者が政治協議において力を持つ。ましてや過半数を持っている者の力は、民主国家においては絶対的なものだ。
 このような意味で、都民ファーストが自公過半数を阻止することができれば、今後の小池都政において、自公が「絶対的に」有利な立場に立つことはできない。あくまでも都民ファースト・小池さんと自公は対等の関係で協議することになる。
 これは小池さんにとっては大きいことだ。自公が絶対的に有利な立場になるか、対等の立場にとどまるかは、小池さんにとっては天国と地獄の差になる。これが現実の政治というものなんだよね。

(全文はページ上部バナーよりメールマガジンにお申込みいただき、アーカイブにてお読みください。アーカイブは過去4号分ご覧いただけます)



<本論内容一覧>

▼都民ファースト後退、自公は過半数に届かず......都議選の結果をこう見る

▼東京のインテリは「大阪維新は何をしているかわからない」と批判したが

▼政治に理念は大切だが、選挙で勝たなければ何もできない

▼今の野党は「一定の支持者」を超える多数の支持を死に物狂いで集めているか? 

死に物狂いで有権者の支持を獲りにいくための僕の提言

▼世論をきっちり読んで政府との違いを打ち出した小池さんのコロナ対策

▼オリパラ開催問題では正解だった小池さんの「様子見」

▼舛添さんの「仮病」批判は世論を掴めなかった

▼投票日直前、都民ファーストの「勢い」の変化をいち早く察知し一気に動いた

▼野党が小池さんの今回の動きに学ぶべきポイント


<その他コーナー(秘書・編集部執筆のコーナーです)>
活動日記
 橋下徹のスケジュールを公開しています!
(内容はメルマガにて)

最近のTV衣装より
(内容はメルマガにて)

今週のピックアップ
「久々のロケ! 新番組企画です」
(内容はメルマガにて)

■編集後記
(内容はメルマガにて)

※今号のメールマガジン全文は約9100あります!


2021年6月29日、「実行力」「交渉力」に続く、橋下徹の「力」シリーズ第三弾、
「決断力 誰もが納得する結論の導き方 (PHP新書) 」が発売されます!

Amazonでも予約受付中。是非、ご一読ください!

決断力.jpg

prev back next